速聴プラス:サイコフィードバック
たとえばピアノの練習。初めはゆっくり弾きますが、その音が耳に入って脳に知覚されることで、だんだん上手く弾けるようになります。譜面どおりに弾けるようになるまで、指の動きと脳の知覚との間にはフィードバックが繰り返されるのです。
ベートーベンは晩年、耳が聞こえなくなってもピアノを弾くことができたという、有名な話があります。
これは、フィードバックを繰り返すと、やがて耳からのフィードバック情報がなくても、その脳力は持続するようになるという証です。
脳をアルファ支配の状態にするトレーニング、自立訓練法は実際に目や耳でアルファ波を自覚でき、アルファ波トレーニングをより効果的にしてくれるものがあります。それが「サイコフィードバック・システム」という装置です。
これは、自分では気付かない脳波の変化を、音や光といった信号に変えて知らせてくれるもので、アルファ波が一定の強さを超えて検出されると信号音を出すため、いつでもアルファ支配に自分の脳をもっていけるようになるのです。
このサイコフィードバック・システムと速聴を組み合わせると、アルファ波のコントロールができ、常に脳が調子の良いときを狙って、あるいは調子を整えてから速聴できるようになります。